吉本歯科医院のスタッフの皆様、長い間ありがとうございました。
いつも親切丁寧な対応をして頂き、感謝しております。
子供の頃から長い間、悩みの種だった噛み合わせが治り、嬉しいです。
仕事上がりで疲れている時間の予約だったので、医院のフラットシートでは、うとうとしてしまいました。寝ぼけ気味で愛想の悪い応対をしてしまってたらすみません。
とても長い期間だったので、始めた頃は経験したことのない痛みもあり、この器具を使った治療はいつ頃までで、次はどういう器具でどうなるのだろう、進み具合は順調だろうか等ばかり考えてました。「工事現場の工程表で、今はここら辺まできてますよ。」という様な進捗状況表みたいなのがあれば良いなと思いました。
今後ともよろしくお願い致します。
素敵な患者さんから、感想文を頂きました。
頂いた中に
「工事現場の工程表で、今はここら辺まできていますよ」という様な
状況がわかるものがあればいいなあ、とアドバイスして下さいました。
「なるほど!たしかに!」
私、そう思いました。
中で診療している側には、頭の中にすべて
この患者さんは今、この状況で次はこうなってああなって
ということが入っていますが、
患者さん側には、わかりません。
その場その場で進行状況をお伝えしてはいますが、
確かに、工事現場の工程表みたいなイメージのものがあれば
とっても嬉しい、私なら助かると思いました。
実際に患者さんの立場になってくださったからこそ、見えてくるものって
きっとたくさんあるんだろうと思います。
教えて下さることは財産です。
早速、「工事現場の工程表」取り掛かります。
昨日、私と同じような立場の奥さんと会いました。
わざわざ遠くから会いにきてくれました。
ご主人は会社の社長さん。
うちくらいの規模の会社です。
結婚15年、子供さんもいます。
時々会社に出てきて、時々受付をしたり、時々お花を入れ替えたり
時々、社員さんの話を聞いたり、という生活をしています。
なぜか、3年前にたまたま私のブログを見つけてくださって
ずっと読んでくれていたんです。
書いてると、こんな嬉しいことが多々起こります。
共感するところもあり、
それは強烈すぎるでしょう
というところもあったそうですが
今回なぜ、わざわざ連絡を下さったかといえば理由はひとつ。
本気で働きたい
本気で主人をサポートしたい
と思ったからだそうです。
それまでは、「奥さんだから・・・・」
「奥さんが出てくるとうっとおしいと思われる」
と思ってあまり表に出ないように出ないように
していたそうです。
うん。
それはたしかに当ってます。
奥さんが出てくると、うっとおしいのです。
奥さんが出てくると、気を遣わないといけないので、しんどいのです。
これは事実。
でも、それを乗り越えて、覚悟を決めて本気でやるかどうか、です。
「そんなことないよ~~」
「奥さんがでてくれるとご主人は助かるよ~」
なんて、言いません。
風あたりはきついのは、当たりまえ。
嫌われて、当たりまえ。
うっとおしがられて、当たりまえ。
そう、最初に想定しておけばいいんです。
でも、気にしない。
よくよく話を聞いていると
奥さんは、ご主人との関係に常に不満を抱えています。
ご主人も奥さんを理解できない
奥さんもご主人を理解できない
奥さんと話をしていたら、ご主人、つまりご主人の社長としての苦労など
微塵もわかっていません。
現場にいないので、本当にその苦労の内訳はわからないのです。
ご主人もそんな苦労を奥さんには言いません。
「なぜ、わかってくれないのか?」
・・・文句を言う気もなくなるご主人。
結婚15年目にして、
このままでは私はダメになる
このままでは夫ともダメになる
そう、本気で思った奥さんは、
子供もだいぶ手が離れてきた、
これからは本気で主人をサポートしよう
そして私も本気で働こう
と思ったのです。
最近、私の周りはこんな女性がいっぱい現れます。
なんだあ、エネルギーあまってたんじゃない!と驚きます。
自分だけが止まっていて、
自分の周りのみんなはイキイキ動いているような不安を感じ
自律神経までおかしくなっちゃったんです。
体に支障をきたしちゃった
というところが、チャンスです。
何がチャンスって、人が変われるチャンスだから、です。
大方の場合
人は変われません。
なぜなら、本気ではないから、です。
「変われたらいいなあ」程度で、本気ではなく必死ではないんです。
どこか、他人事。
人が熱くなって本気で何かをやっているのを見て
「あんなに熱くなっちゃったかっこ悪いよね」とつるんで言っているうちは
他人事。
決して変われません。
自分のこととして悩んで悩んで本気でどうにかしたくて
とうとう自律神経までおかしくなっちゃった
というところまできたからこそ、
他人事から、自分のことと必死になれるのです。
なんでも、追い詰められた方がうまくいくというのはそこです。
極限まで悩むと、あとは思いきりエネルギー転換しちゃえますので
ラッキーなのです。
情報が溢れ、自分だけが不安で
周囲はみんな楽しそうに、イキイキしているように見えてしまうのは
錯覚です。
錯覚ですが、そういう要素が日々の生活の中に盛り込まれているので
避けて通るわけには、いきません。
私は女性は結婚したら家に入るものとも思いませんし
働くものとも思いません。
どっちでもいいんです。
働かないいけない状況なら、私は働くと決めればいいし
働かなくてもいいのなら、働かなくてもいい
働いて社会と通じていたいという女性もいますし
家庭の中でいろんなことをやりたいという女性もいます
向き不向きがありますし
家事を完璧にこなし、しかも、仕事している人よりもマルチに
周辺のネットワークをつくり上げ、信頼を得て、豊かに暮らしている人もたくさんいます。
結婚という形が今の時代にあっているともさらさら思いませんし
いろんなカップルがいていいんです。
いずれにしても、
自分で決めれば、いいんです。
私は何でも何かをする時、決めます。
人を信じる時も、この人を信じよう、と決心します。
院長を信じよう、と決めたから、今、こうして底なしのエネルギーが湧いてきて
サポートしようと、思うのです。
すべては、自分で決めたから、です。
決めた途端に、覚悟が決まりますので
エネルギーが湧いてくるんです。
自分で決めたので
もし決めた相手が「スカ」だったとしても納得です。
「あちゃあ~~~スカだったわ~~」と納得です。
もし決めた相手が私を裏切ったとしても納得です。
見る目がなかった
だけの話で、そこからまた頭を打ち考えればいい。
自分が決めたので
相手を恨むことはありません。
決めていない人は、相手を恨みます。
そんなものです。
こんなはずじゃなかったのに、、、私の人生、あなたのせいで・・・・
なんてドラマでよく出てくるせりふですが
こんなの現実に言ってたら吐きそうになっちゃいます。
「あなたのせいで」
「こんなはずじゃなかったのに」
こんな言葉を使う人を見ると鳥肌が立ちます。
誰と付き合う時でも
この人を「信じよう」と自分で決めるんです。
決めるから、「信じられる存在」になっていくんです。
最初に決めていないと
いつまでたっても、「誰も信じることができない」になってしまうんです。
わが子は大事です。
でもそれは、「この子達を大事にしよう」と決めるんです。
スタッフも同じです。
採用したならば、「この人を大事にしよう」と私は決めます。
自分で決めるから、
もしその人が「はずれ」だったとしても、たとえ、裏切っていったとしても
「しょうがないなあ~見る目なかったなあ」と納得です。
信じる
とか
愛する
とか
大事にする
とか
ということは
自分が先に決めるんです。
自分がちゃんと決めるから
本当に信じられる人になるし
本当に愛する人になるし
本当に大事な人になるんです。
先に、
信じられる何か、信じられる人があるわけじゃないんです。
そんなものは未来に行っても
宇宙のどこを探しても、ない。
話が逆なんです。
あ~あ、信じられる人がいないなあ
と
ぼやいている人は
自分がこの人を信じよう、信じきろう、と決めてないんです。
あ~あ、誰も私を理解してくれないなあ
と
ぼやいている人は
自分が先にこの人を理解しよう、徹底的に理解しよう
と決めていないんです。
恋人や
夫婦や
職場や
家族や
友達や
あらゆる関係は
先に自分が「信じると決める」「大事にすると決める」
から、
そのうちに自分の目の前に現実に現れてくるんです。
誰だって、
信じられる人と一緒にいたい
愛し愛される人と一緒にいたい
大事にされる人と一緒にいたい
それは、
先に自分が「こうしよう」と決めたなら、すぐに現れてくるんです。
逆に考えればわかります。
自分を信じきってくれる人のことを裏切ることはできません
自分を理解しようと努力してくれる人のことを大事にしないわけはありません。
自分を愛そうとしている人のことを、むげにはできません。
あなたが私を信じてくれるなら私も信じてあげる
あなたが私を愛してくれるなら私も愛してあげる
あなたが私を大事にしてくれるなら私も大事にしてあげる
こんな人、誰だって嫌でしょう?
関わりたくはない。
私だって、嫌です。
先に決めるんです。
私は、たった今から、この人を信じると決めた
だから、必死でサポートする
だから、必死で働く
と決めるんです。
覚悟を決めた人には、誰も文句は言いませんし
言われても自分の耳には入ってきませんので
大丈夫です。
周りの声が気になってしょうがない時は
人の時間を生きてるんです。
どっちでもいいんです。
他人は自分の人生を代わりに生きてはくれません。
自分がどうしたいのか
を先に決めて
そこから、あらゆることを決めて、行動していけばいいんです。
ご主人をサポートしたい
本気で仕事したい
これが本気なら
今すぐ決めればいいんです。
私はこの人を信じる、信じきる
どんなことがあっても、いい時も、悪い時も、信じる
と決めるんです。
それは
この人好きなのかなあ
嫌いなのかなあ
どうなのかなあ
といった日々の感情に流されるようなシロモノではありません。
はっきりとした
意志です。
自分の意志で決める
ちゃんと、決める
そうやって小さな関係もぜんぶ、ちゃんと決める習慣がつくと
生きるのはラクです。
誰かがこういったから、「私もそうしようかな」
あの人が誘ったから「なんとなく行かないといけないかな」
こういった人に流されて毎日を過ごすのはしんどいです。
人に流されてあっちいっやりこっちいったり
誰も何も信じきることができない人の心の奥にあるのは
「寂しい」です。
一人になるのが、寂しい、から、です。
だから、断れない
だから、どこにでも行く
になります。
人の気持ちはどんどん変わるので
自分が対する相手は気分によって自分を好きになったり嫌いになったりするん、です。
人の気持ちは操作できません。
ずっと自分のことを好きなんてありえない。
だから、そんなこと考えたったしょうがないんです。
人の心を操作することはできないんです。
人の心は変えられない
また、変える必要も、ない。
意識を向けるのは一点です。
私は、どうしたいのか?
です。
小さなことから、大きなことまで
ぜ~んぶ、決めるんです。
決め尽くす。
全部、決めていったなら
文句を言う口数は確実に減ります。
決めていない時は
不満ばかりです。
他人のせいです。
自分が「この人」とまずは、決める。
自分がこの「仕事」を本気でやりきろう、と決める。
決めた途端に、時間がすごいスピードで動き出すんです。
そんなものです。
決める癖をつける
言葉を変える
とっても大事なことです。
10年前からお越しになられている患者さんから
「10年前に院長先生がおっしゃっていたことが、わかりました」
と言って下さいました。
10年たって、はじめてわかって下さる
というのも嬉しいものです。
当院院長がかかげている診療理念は下記の3つです。
【吉本歯科医院の診療理念】
1、自分の家族にできる治療かどうか
2、私自信が受けたい治療かどうか
3、10年後の患者様の歯の健康を見据えて治療にあたること
今回は「10年後の患者様の歯の健康を見据えて治療に当たること」の私の考えている具体的な内容をお話しします。
私は、日々患者さんにこんな風にお話させて頂いております。
人間の歯は一生動き続けます。
歯は体の姿勢によっても変わります。
姿勢、ある程度年数、お年を取られると皆さん姿勢違いますよね。
たとえば家を建てるとしましょう。
最初は夫婦二人かもしれません。
将来子供が出来るかもしれません。
孫が帰ってくるかもしれません。
そういう風に生活スタイルって将来変わりますよね。
家を建てるとしましょう。
土地を探しましょう。
もともと持っている方もいらっしゃるかもしれません。
土地を探すこともあるかもしれません。
もともとある方もどういう家を建てようか。
その土地の状態に対してどの位の面積に家を建てようかと考えると思います。
たとえば、土地すべてに対して丸々ピッタリ家を建ててしまうと、将来増改築をしたいと思った場合に出来ないですよね。
お口の中もいっしょです。
歯の治療をした、たとえばインプラント治療。
すごくいい治療で今まで噛めなかった方が噛めるようになったり、良くなっていきます。
しかしながら、ご自身の歯もあるわけです。
残念ながら神様は人間のこの寿命、こんなに長く長生きするような超高齢化社会が来るなんて予想だにされてなかったんでしょう。
とてもそれに追いつくような歯の強度は与えてくれていません。
「8020」80歳で20本の歯を残しましょう。
と厚生労働省がうたっています。
実際にそれを達成されている方もいらっしゃるわけです。
しかしながらきちんときれいな歯が残っている人って、実はいないんです。
確かに歯の本数はあります。
歯の本数はあるんですが、歯の頭のエナメル質という、いわゆる硬い部分は磨り減ってしまってます。車のタイヤ、ずっと同じタイヤを交換せず走り続けていたら溝がなくなってしまいますよね。
そんなイメージです。
歯の頭が磨り減ってしまうのです。
一時的に今回なくなった歯をインプラントにし、すごく強い歯ができた。
しかし他に残ってらっしゃるご自身の歯がある。
それがいったいいつダメになるのか、将来ダメになる可能性があるということです。
10年後にどの歯がダメになるのか、10年後にお口の中に何が起こるのか、それを最初に設計、プランニング。その時どうするのか、そこを考えておかないと思わぬ予期せぬことになってしまうことがあるのです。
実際にインプラントも開発されて30年、40年となりました。
吉本歯科医院も開業して10年を超えました。
そういう患者さんを診せていただいていると、あの時先生がお話しされていたことがようやく分かりましたというお声を聞くようになりました。
その時には皆さん方は、「今ここだけ何とかすれば」というお気持ちがたぶん強いんだと思います。
しかしながら、その時にする手立てが残っていないと残念ながら出来ること限られてしまうのです。
増改築、これは絶対に将来必要なものです。
将来どういう風になっているのか、その時にどういう風に増築することが出来るのか、どういう風に改築することが出来るのか。
その設計が出来るようなインプラントのシステム、インプラントのメーカー。
こういったものを選択しておかないと、10年後にそのメーカーが潰れてしまっていては増改築することも、外すことも出来ないのです。
以前インプラントのどこのメーカーを使うのか、どういう材質の物を使うのか、ということをお話しさせていただいたこともありますので、詳しくはそちらをご覧くださいね。
10年経った時にダメになる。
そうすると、その時打つ手かないと困ってしまうわけです。
もう1度同じような治療を出来るんでしょうか。
今は非常に元気な方、40代、50代、元気な方。
10年経った時に今起こっているお話しとしては、ドクターストップがかかってしまう。
こんな方いらっしゃるんですね。
たとえば高血圧、心筋梗塞、一番最近よく問題なのは、骨粗鬆症です。
骨粗鬆症、すごく今どんどん増えていってます。
そしていい薬が開発されています。
ビスホスホネートに代表されるお薬があります。
すごくいいです。
骨折した人の骨がまた前のようにリハビリを続ければ若い時に近づく、5才若くまで骨が回復する、すごくいい薬です。
今、整形外科だけでなく内科でも外科でも処方されています。
しかしながらすごく良く効く薬、実は薬って...。
こんな話し聞いたことはないですか、毒なんです。
良く効く薬ほど毒なんです。
つまり副作用があるということです。
テレビでも何年かに一度そういう放送聞きますよね。
たとえば肝炎、あれは注射が元になったんだ。後、止血剤。
妊娠されて出血が出たときの、その時のことに使った止血剤、そういうことの副作用で今もお悩みの方、いっぱいいらっしゃるんです。
ビスホスホネート、骨にとってはいいかもしれない。
しかしながら実はすごい副作用があるんです。
どんな副作用か。
歯を抜けない、副作用です。
歯は抜けない、抜かないほうがいいよね。
当たり前ですよね。
抜かないといけない歯なのに、抜くことが出来ないということです。
痛いんです。
患者さんはどうにかして欲しいんです。
抜いてあげたいんです。
残念ながら吉本歯科医院ではそのような患者さんの対応をすることは出来ません。
ですので香川県の総合病院にご紹介させていただきました。
残念ながらそちらでも対応することができず、大阪の総合病院にご紹介されました。
大阪の総合病院に行ったんですけれども、結果は同じでした。
難しいんです。
結局その患者さんはまた吉本歯科医院に戻ってこられました。
痛いんです、疼くんです、腫れるんです、辛いですね。
辛いんですね、としか申し上げることが出来ないんです。
抜いて差し上げることが出来ないんです。
抜くにはリスクが高いんです。
場合によっては入院して抜かなければいけないんです。
大手術しなければいけないんです。
たった1本の歯です。
たった1本の歯を抜くことが出来なくなる。
そういうお薬なんです。
抜くときにやめればいいじゃないか、そんな風に製薬会社は言ってお医者さんに売っています。
残念ながら何年その薬をやめれば大丈夫か。
ないんですね、そんな報告が。
3年と報告している先生もいらっしゃれば、5年と報告をしている先生もおれば、10年経っても全くダメでしたという報告まであります。
もう薬をやめているのに10年経っても歯を1本も抜くことが出来ない。
非常に怖い、
いずれそれが出来るような薬が出来るかもしれませんが、現時点においてはまったく目途がたっていないんです。
その時にどういう治療法が選択できるのか。
あの時にスペアタイヤを1本乗せて置けばよかったよね。
そんな話しあるんですね。
あの時いっしょに処置しとけばよかったよね。
そんな話しもあるんです。
10年後ほんとうに元気で、健康で、何の手術も問題ないそんな体を自信持って行く自信ありますか?
10年後は1つの目安です。
20年後、30年後、これは寿命との競争です。
寿命との戦いです。
その時にいかに健康であり続けることができるのか。
昔はよくピンピンコロリと言われました。
今残念ながら何か大きい病気をしたとしても、ほとんどの方が何個もの大きい病気をされているんです。
昔とは時代が違います。
生還できるのです、副作用を持って。
皆さん病気を抱えています。
人によってはこれとこれとこの薬を飲んでいる。
私はもっと飲んでいるわよ。
そんな話しすら聞こえてきます。
健康な人に対する治療法とそういう方でない治療法はまったく違うんですね。
ですから今その時だけ考えていた。
たとえば今インプラントを右にした。じゃあ左がダメになった時に、そっちは入れ歯。うちにいらっしゃる患者さん多いんですね。
トラブルが出てます。両足だったら1km、2km歩けるかもしれません。
片足ケンケン何キロ歩けますか。100mでも大変なんじゃないんでしょうか。
健康であれば、健康な足であったとしても100mは無理なんです。
インプラント、ほんとに何でもかんでも噛めるんでしょうか。
インプラントは単なるネジです。
噛めません。
本来あるべき設計、本来あるべき強度、本数、ないと折れてしまいます。
10年後にどの歯がダメになるのか、10年後にお口の中に何が起こるのか、それを最初に設計、プランニング。その時どうするのか、そこを考えておかないと思わぬ予期せぬことになってしまうことがあるのです。
これが、私共吉本歯科医院の診療理念の3番目
「10年後の患者様の歯の健康を見据えて治療に当たる」という部分の内容です。
http://www.kagawa.bc.jrc.or.jp/room/
おとといの休診日、私は健康診断のため
朝から肺の検査をしたり、胃腸の検査、
子宮がんけんさ、乳がん検査
骨密度検査、ピロリ菌検査など、みっちり受けてきました。
私は血液検査はほぼ趣味のようなもので、血を取って調べてもらうことが快感です。
先日電話で献血センたーから
「O型の血が足りないので献血をお願いします」というコールがあったので
午前と午後のあいた時間に献血に行こうと思い行ってきました。
行ってみると、O型はもう在庫過多で
今は、A型が足りないそうです。
A型で元気そうな方はぜひ献血へ。
400MLくらい血を取ると、
急激に血が減ったと察知した体は血を増やそう血を増やそうと
働くんだそうです。
なので定期的に献血していると、新しい血が作られるので
健康にいいんだそうです。
ほんとだかどうだかわかりませんが、
水をやらないトマトほど、甘くて濃い味のトマトができる原理から考えると
人間も、少々血が減った方が、新しい血を作ろう作ろうとするからいいのでは??
と、想像しました。
さて、献血センター、とってもいい雰囲気です。
なにがって、接客が、です。
ハロウインの格好した3人の女性が、受付窓口で応対をしているのですが
とっても感じがいい。
イスに座ってて居心地がいい。
視線が柔らかい。
「あ、お待ちしていましたあ。」
「ぜひ、400MLお願いします!!」
なんて、あんな感じのいい女性に声かけられたら
献血しないなんて、いえなくなるでしょう。
平日でも、若い男性やおじさんでいっぱいでした。
いい雰囲気作り出してるなあ、と。
香川県赤十字血液センター
聞くからに硬そうなところで、こんなに柔らかい応対、雰囲気。
素晴らしいです。
市役所や、県庁や、国の機関など
一見どう考えても堅そうなイメージの場所で
意外や意外に柔らかい優しい応対してもらったら、
そのギャップで一気にファンになってしまいます。
「O型が足りないんですう。ぜひ献血してくださあい」
の女性のコールで、たくさん血も集まったことと、思うのです。
かわいくって、いい。
感じがよくって、いい。
女性スタッフがニコニコ笑ってて
その横で、統括している雰囲気の優しそうな男性が一人いました。
威圧しない柔らかそうな男性がいて、後は女性だらけ。
日曜日になると、若い男子でいっぱいになるそうです。
憩いの場になってるのでしょう。
人がやってくる雰囲気の下地ができています。
女性スタッフがニコニコ笑ってるのが、いい。
400じゃなくって、もっと抜いてもいいよ、とうっかり言ってしまいそうになる
献血ルーム、進化してるんですね。
びっくりしました。
私が知っているあるロイヤルな介護施設の社長さんは
夜の街からスタッフを引き抜いてきたら
この子が大評判で、優しくって、家族にも大人気。
と教えてくれました。
人の心を蕩かせる術を身につけているんですね。きっと。
献血ルームにも、献血提供者のお客様の心を蕩けさせている女性スタッフが
いました。
素晴らしい、応対。
思わず凝視。
いろんな場で、学べます。
A型の若い元気な人は、ぜひ献血へ。